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写真:宝筐印塔(日吉塔): |
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満月寺左手の田園の中に日吉塔と呼ばれている塔がある。
宝筐印塔は昔、法華経を読んだ寺には必ずあるが、この塔は特に大きく、地上4メートル40センチ、台石は一部埋もれている。中央の四角(塔身)の四面には、普通梵字があるが、ここのは文字は一字もなく正面には祠状に深く刳られ、中央には経文を納めたかあるいは息抜きのためか、穴がある。深さは今もナゾになっている。またこの正面には観音開きの扉の跡も残っている。
上の笠石の四隅の石、(学者の名称では耳飾りとか隅飾りという)が別石で、しかもほとんど垂直になっている。このような点が他に類、例の無いところである。。
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著者 故・宇佐美昇は父の後を継ぎ半世紀以上、石仏の案内人を勤め 深く臼杵石仏と関っていくうちに物言わぬ石の仏たちが建立から永いときを経てもなお私たちに語りかけているそのかすかな呟きを感じ・考え・書きとめてきたものです。この本は昭和61年に書かれたものです。この本を書いた当時とは現在時代背景など大きく変化しておりますが。著者の意向を尊重して、ほぼ手を加えず原文のまま公開しております。 |
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